「ステージ11 302号室の外の世界A」 ![]() アイリーンの身体が「母体」として取り込まれつつある、と声は言っていた。 どちらにしても、ウォルターの望む21の秘跡の完成は間近に迫っているということか。 私自身、最後の21番目として選ばれているのだという。 早く、ウォルターを止めなければならない。 ![]() 「希望のツルハシ」を手に入れた。 「そのツルハシどうするの?」 「・・・なんとなく、とるべき道が見えたような気がするよ」 「アイリーン、少し待っていてくれ」 ![]() 私はバスルームの穴をくぐった。 ![]() 自室へ戻った。 ![]() 先ほど手に入れた「希望のツルハシ」。 これの使いどころは・・・・きっとここだろう。 私はツルハシを手に取るとゆっくりと振り上げ、廊下の壁めがけて勢いよく振り下ろした。 ガッ! ガッ! ガラ・・ガラ・・・・ ![]() 大きな穴が開いた・・・・。 やはり、壁の向こうには部屋があるようだ。 ![]() ![]() うっ・・・・! ひどい腐敗臭が部屋の中に充満している・・・・! 私は思わず鼻と口を手で覆った。 ![]() ゆっくりと用心しながら部屋の中へと足を運ぶ・・・。 ![]() ん・・・? なんだ、あれは・・・・・。 ![]() うっ、そんな・・・・まさか、あれは・・・・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() こいつは、あのコートの男・・・?? ウォルター・サリバンだ・・・・・。 どうやら、死体のようだ・・・。 死後かなり経過しているな。 どういうことだろう。 ウォルターは既に死んでいたということなのか・・・? 私たちが今まで見てきた、あのコートの男はいったいなんだったんだろう。 ![]() 私は恐る恐るウォルターの死体へと近づいてみた。 ![]() 足元に何かが落ちている。 「解放の鍵」を手に入れた。 まさか、この鍵は・・・・! 私は鍵を握り締めこの部屋を後にした。 ![]() 私の考えが正しければ、この鍵で玄関の鎖を解放することができるはずだ! ゆっくりと錠前の一つに鍵を差し込んで、回してみる・・・・。 カシャーン! ![]() 錠前が外れた!! 私の思ったとおりだ!これで玄関を開くことができる! ![]() ![]() キィィィィ・・・・・・ 長らく閉ざされていた玄関の扉が今、ゆっくりと開かれようとしている・・・・・。 「ステージ11 302号室の外の世界B」へ続く 「サイレントヒル4」トップメニューへ 天天団議事録トップページへ |