サイレントヒル4 プレイリポート

「ステージ11 302号室の外の世界A」






アイリーンの身体が「母体」として取り込まれつつある、と声は言っていた。
どちらにしても、ウォルターの望む21の秘跡の完成は間近に迫っているということか。

私自身、最後の21番目として選ばれているのだという。

早く、ウォルターを止めなければならない。





「希望のツルハシ」を手に入れた。


「そのツルハシどうするの?」
「・・・なんとなく、とるべき道が見えたような気がするよ」


「アイリーン、少し待っていてくれ」



私はバスルームの穴をくぐった。





自室へ戻った。



先ほど手に入れた「希望のツルハシ」。
これの使いどころは・・・・きっとここだろう。


私はツルハシを手に取るとゆっくりと振り上げ、廊下の壁めがけて勢いよく振り下ろした。

ガッ!
ガッ!

ガラ・・ガラ・・・・




大きな穴が開いた・・・・。


やはり、壁の向こうには部屋があるようだ。





うっ・・・・!
ひどい腐敗臭が部屋の中に充満している・・・・!

私は思わず鼻と口を手で覆った。





ゆっくりと用心しながら部屋の中へと足を運ぶ・・・。



ん・・・?
なんだ、あれは・・・・・。




うっ、そんな・・・・まさか、あれは・・・・・・。











こいつは、あのコートの男・・・??
ウォルター・サリバンだ・・・・・。


どうやら、死体のようだ・・・。
死後かなり経過しているな。


どういうことだろう。
ウォルターは既に死んでいたということなのか・・・?

私たちが今まで見てきた、あのコートの男はいったいなんだったんだろう。




私は恐る恐るウォルターの死体へと近づいてみた。




足元に何かが落ちている。


「解放の鍵」を手に入れた。


まさか、この鍵は・・・・!

私は鍵を握り締めこの部屋を後にした。




私の考えが正しければ、この鍵で玄関の鎖を解放することができるはずだ!


ゆっくりと錠前の一つに鍵を差し込んで、回してみる・・・・。


カシャーン!




錠前が外れた!!
私の思ったとおりだ!これで玄関を開くことができる!







キィィィィ・・・・・・


長らく閉ざされていた玄関の扉が今、ゆっくりと開かれようとしている・・・・・。





「ステージ11 302号室の外の世界B」へ続く

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